31.8.10

数詞とリエゾン

数字は数えられるのに フランス旅行中に値段を言われても全然聞き取れない!というお声をよく耳にします
それは「ユーロ」という単位の前に数字がくると リエゾンが行われるからです
リエゾンとは 本来単独では発音されない単語の最後の子音を 次の単語の母音とつなげて読ませることです
例えば un euro という場合 un (1) の最後の n は本来子音として発音しませんが 次に euro という母音から始まる語がくると アューロ のように n の音が聞こえてきます

deux euros はどうでしょうか
最後の x は deux が単独の時には読みませんが euros の前では ドゥューロ と 濁らせます([z]の音です)

続いて trois, quatre, cinq, six, sept, huit, neuf, dix... の時は どのようにして発音するのでしょうか
リエゾンをする時 単語の最後の s と x は 母音の前では[z]になり f  は[v]と濁る規則があります
これを踏まえて読んでみましょう!

※quatre, cinq, sept, huit はリエゾンではなく enchaînement という現象になります
単独のときでも最後の子音は読ませるからです 
ただし 次の単語のはじめの母音と合わさると 一つの単語のようにつなげて発音されます
チェーンのように連なる現象がこれです

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